巨人・沢村とロッテ・香月のトレードが成立 巨人トレード3件目

 巨人・沢村拓一投手(32)とロッテ・香月一也内野手(24)の交換トレードが7日に成立し、両球団から発表された。若い左の強打者を望む巨人と、優勝へリリーフの層を厚くしたいロッテの、それぞれの補強ポイントが一致した。巨人の今季開幕後のトレードは3件目。

 沢村は10年ドラフト1位で巨人入り。1年目の11年は5完投を含む11勝11敗で新人王に選出された。15年にはクローザーに転向し36セーブ、翌16年には37セーブを挙げ、セーブ王に輝いた。17年は春季キャンプ中のトレーナーによる鍼治療により右肩にまひが残り、1軍登板はなし。18年からは中継ぎとして登板。今季は13試合に登板して防御率6・08と振るわず、7月26日に2軍降格。その後、3軍に降格し、1日から2軍に復帰していた。

 香月は大阪桐蔭から14年ドラフト5位でロッテ入り。右投げ左打ちで長打力が持ち味。16年に1軍初出場。昨季は26試合に出場、プロ1号本塁打を放った。今季の1軍出場はないが、イースタンでは打率・287、5本塁打、リーグ3位の27打点を記録している。

 沢村は巨人を通じて「監督、コーチ、選手、チームスタッフ、読売巨人軍にかかわる全ての関係者の方々、そして全国のジャイアンツファンの皆様、これまで応援していただきありがとうございました。マリーンズに移籍しても、成長し、元気な姿を一人でも多くの方に届けられるよう頑張っていきます。9年半、本当にありがとうございました。また、球場でお会いしましょう」

 香月はロッテを通じて「入団をして6年、マリーンズで活躍できなかったことに関してはすごく悔いがありますが、応援してくださった皆さま、お世話になった皆さまにはジャイアンツで頑張る事でいい報告ができればいいなと思っています。応援してくださいました皆さま、本当にありがとうございました。チームは変わりますがこのチャンスを生かすべく貪欲に、精一杯、頑張ります。」とコメントした。

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