プロ野球 交流戦の開催断念を決定 5月中の開幕も見送り「断念せざるを得ない」

 日本野球機構(NPB)は17日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、都内で臨時の12球団代表者会議を開催。斉藤惇コミッショナーがWEB会見に応じ、交流戦の開催を断念することを発表した。

 斉藤コミッショナーは「先日来、お伝えしていますが、開催日の決定は4月末、5月上旬に行うということは変わってない。5月6日まで7都市のみならず、全国に緊急事態宣言が発出されたということであります」と状況を説明。そして、「選手のコンディションを考えると、野球の開催日に関して、5月中に行うのは断念せざるを得ない。レギュラーシーズンの試合数も削減せざるを得ない。日本シリーズまでの日程等々考慮しまして、日本生命セパ交流戦の開催を今年は見送らざるを得ない」とした。当初の予定では、交流戦の開幕は5月26日だった。

 クライマックスシリーズやオールスターについての討議はなかったというが、日本シリーズの開催については「最後の決戦として残しておきたいというのが強かった」とした。

 プロ野球は3日に開いた臨時会議で、開幕戦の日程を白紙に。4月下旬から5月上旬に決定することを発表していた。

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