麻生氏「手を挙げたら10万円」一律給付から一転 自己申告制にネットで批判殺到

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済対策として、政府が所得制限を設けず全国民に一律10万円を給付するとしたことについて、麻生太郎財務相は17日に「一方的に支給するのではなく、要望される方、手を挙げる方に配ることになる」と、給付が自己申告制になるとの見方を示した。それに対し、SNSでは反発する投稿が相次ぎ、ツイッターで「給付と麻生氏」がトレンドになった。

 麻生氏が「要望する人だけに配る」と述べたことに対し、「マスクは要望してなくても送ってくるのに、現金給付となると要望する人のみ支給ってちょっと理解できないんだけど」「要望と言って区分けするのは時間がかかるし、結局は給付したくない人間の言い訳」「この、貧乏人に仕方ねえからめぐんでやる的態度。血税を自分たちの金だと本気で考えてるんだろうな」といったリプが続いた。

 麻生氏は一律支給にしたくない理由として、給付した10万円を富裕層から確定申告などを通じて事後的に回収することが「物理的に不可能だ。ものすごく手間暇がかかる」と説明した。

 その主張に対し、ツイッターでは「金があり余ってる者が寄付するなりすれば良い話。必要とする人に、これ以上、余計な手間かけさせるな」「自分が12000円の現金給付で評判悪かったから屁理屈を言って反対してる。国民の命がかかっている」などと切実な訴えが続いた。

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