ヤクルト・ドラ1奥川3度目ブルペンで40球 不慣れプレートも修正力の高さ見せた
笑顔で故郷・石川へ。ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手(18)=星稜=が2月29日、3度目のブルペン入りで修正力の高さを見せた。試行錯誤しながらすぐさま違和感を改善。充実の40球だ。
捕手が立て膝まで腰を落とした。だが、首をかしげながらの投球は20球の時点で一時ストップ。「プレートに慣れていなくて」とあまり経験のない二重プレートに苦戦したが、小野寺2軍投手コーチの助言で使い方を変えると、残りの20球は威力が格段に増した。
「少しのことでボールも変わってくる。体が温まってからは、力を入れて投げました。すごくいい感じです」
今後は「90%のモチベーション」と楽しみにしていた卒業式で、一時チームを離れる予定。仲間との思い出を力に、さらなるレベルアップを目指す。