ヤクルトのドラフト1位新人、奥川恭伸投手(石川・星稜高)が29日、埼玉県戸田市の2軍練習場のブルペンで投げた。小川ゼネラルマネジャー(GM)らが見守る中、中腰から立て膝状態の捕手に対して直球を40球。「体が温まってからは少しずつ力を入れて投げた。すごくいい感じ」と手応え十分の様子だった。
1月の新人合同練習で右肘炎症の回復を優先させて投げなかったため、初めての戸田のマウンド。時折、球がすっぽ抜けて足元を気にする様子があったが、20球を投げたところで小野寺2軍投手コーチからバランスの助言を受けると抜ける球が激減した。
3月3日の卒業式に合わせて帰省する。