「オープン戦、巨人3-5ヤクルト」(29日、東京ドーム)
ヤクルトの新助っ人・イノーアが、終盤の逆転劇で来日“初勝利”を手にした。
納得のいく22球だった。テーマは「攻撃的な投球」。低めの制球が安定し、テンポよくストライクボールを投げ込んだ。巨人打線を相手に2回無安打無失点。味方の反撃を呼び込む快投だった。
この日本塁打を浴びた好調・モタや岡本もきっちりと抑え込み、試合後には納得顔。「いい打者だけど、ミスもある。(抑えられる自信は)あります」と手応えをつかんだ。次回は先発での登板予定。高津ヤクルトの救世主として、期待が集まる。