巨人・原監督、原点回帰 5年ぶりV奪回へ決意 母校・東海大の箱根駅伝初Vに刺激

 巨人の原辰徳監督(60)が13日、都内で行われた「東海大学 原辰徳客員教授の読売巨人軍監督就任・野球殿堂入りを祝う会」に出席。750人の母校OB、学友らから激励を受け、5年ぶりのV奪回へ意欲をみなぎらせた。

 4年ぶりの指揮を執る指揮官は後輩の熱い期待に応えることを誓う。壇上では母校の箱根駅伝・初優勝メンバー、湊谷春紀主将から花束を受け取ると笑顔で握手。「OBの1人として感激しました。お祝い気分は吹っ飛び、戦闘モードに入っております。私の中でこの激励をエネルギーとして受けとめ2019年、暴れたい」と今季への決意を明かした。

 3度目の指揮は真っさらな気持ちで挑む。「自分のキャリアは全て捨てようと、ゼロからスタートしてやる。キャリアというものを盾にもって接したとしても、もろいものになる。原点に戻る」と決意。今年は還暦を超え、3度目の監督業をこなす。「血管に熱い血が流れている」。熱い気持ちでタクトを振るい、秋には母校関係者を結果で喜ばせる。

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