甲子園に「エース・桑田」が復活？現在休部状態のＰＬ学園野球部のＯＢ会総会が１２日、大阪市内で開催され、新たに巨人で活躍した桑田真澄氏（５０）のＯＢ会長就任が正式に報告された。今後は野球部復活を目指す中、桑田氏が「マスターズ甲子園」で登板する可能性も発表された。

　「マスターズ甲子園」は、今年が１６回目となる大会。加盟校登録した各校のＯＢチームが、各都道府県予選を行って代表校を決め、秋に甲子園大会が行われるというものだ。ＰＬ学園のＯＢ会はすでに昨年の段階で、加盟校に登録済み。この日、担当者が「桑田さんも登録をしているので（登板は）日程が合えば」と説明した。

　今回の総会の案内の通達時に加え、この日も「マスターズ甲子園」への参加の呼びかけを行ったところ「今日も呼びかけたので（現時点での参加者は）５、６０人ぐらいは」（担当者）とのこと。準備は着々と進んでおり、ユニホームの作成にも着手するもようだ。

　今秋の甲子園大会に進出するには、まずは大阪府予選の突破が条件となる。勝ち進めば、桑田氏がＰＬのユニホームを着て甲子園のマウンドに上がることも十分にあり得る。実現すれば、今後目指していく野球部復活に向けても、大きなアピールとなりそうだ。