ロッテ・加藤は400万減の2700万円でサイン「なにも言うことはありません」

 ロッテ・加藤翔平外野手(27)が30日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、400万減の2700万円で更改した。

 「今年はふがいない、情けないシーズンだった。なにも言うことはありません」。こんな言葉で今季を振り返った。

 今季は開幕戦(楽天)で「9番・右翼」でスタメン起用された。だが、終わってみれば、69試合に出場して打率・231、0本塁打、打点9、7盗塁だった。

 「守備率100パーセント、盗塁率100パーセントは評価してもらったが、もっと試合数を増やしての100パーセントでなければならない」と話したように、球団からも「1年間、試合に出てほしい」と要望された。

 毎年、飛躍が期待されている。「技術面もさることながら、(自分の)内面が課題だと思う。自分自身に勝つ。人の何倍も練習して自信をつけたい」

 加藤の大きな武器は両打ち。「(今後も)両方磨いていきたい」。平沢が遊撃から外野に回り、日本ハムから岡が移籍してきた。外野の競争は厳しい。ウカウカしていられない。オフは自分を見つめ直して1人で黙々と練習を積む。(金額は推定)

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