ヤクルト・青木 G菅野撃ちで復帰後初安打「1本出たし、よかった」

 「練習試合、巨人-ヤクルト」(21日、沖縄セルラースタジアム那覇)

 メジャーから7年ぶりにヤクルトに復帰した青木宣親外野手が、実戦2試合目で初安打を含むマルチ安打をマークした。

 「3番・中堅」で出場。初回1死一塁で迎えた第1打席のカウント2ストライクから、巨人・菅野が投じた135キロの外角低めシンカーを、逆らわずに左前に運んだ。さらに三回先頭の第2打席では、2番手・吉川光の144キロを捉えて三遊間を破る左前打。四回も強烈な打球で三塁・和田の失策を誘い、衰え知らずの打撃技術をアピールした。

 「ヒットも出たし、走塁もできた。ちょっと疲れました」と笑った青木。昨年のWBCでチームメートだった菅野から放った左前打には「今年は間違いなく対戦する機会が多くなる。球筋もしっかり見たかった。1本出たし、よかった」と素直に喜んだ。2打数無安打だった18日のDeNA戦からすぐさま修正。「バットの出方はよくなっている。ステップアップしている」と手応えを口にした。

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