高野連審議委員会、仙台育英の選抜推薦の辞退届けを了承 硬式野球部員の飲酒喫煙で

 日本高野連は13日、大阪市内で定例の審議委員会を開き、硬式野球部員らが飲酒や喫煙をした仙台育英(宮城)の処分を、有期の対外試合禁止が相当として、19日の日本学生野球協会審査室に上申することを決めた。

 また、9日に同校から宮城県高野連へ、来春の第90回記念選抜高校野球大会の一般推薦を辞退する届け出があり、これを了承することを発表した。

 問題は12月5日に発覚。同校の調査の結果、飲酒や喫煙は今年3~11月に計8件あり、生徒15人が関わっていた。うち野球部員は、引退した3年5人、2年生4人の計9人いたことが判明。場所は仙台市内の居酒屋やカラオケ店、野球部員が入る寮などだった。

 すでに同校は、同年1月9日まで活動自粛を発表。佐々木順一朗監督、郷古武部長は2018年1月1日付で辞任することが決まっている。

 また、硬式野球部の男性監督が、男子寮で部員の布団に入るなどし、複数の男子部員がセクハラやパワハラの被害を訴えている暁星国際(千葉)は、監督を有期の謹慎処分を相当として上申することも決めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス