日本ハム大谷、権藤コーチからの“金言”明かす 「楽になりました…」

笑顔で石川の左肩をつかむ日本ハム・大谷翔平=名護(撮影・佐々木彰尚)
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 日本ハムの大谷翔平投手が21日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」のインタビューに応じ、辞退を表明したワールドベースボールクラシック(WBC)について、日本代表の権藤博コーチからの“金言”を明かした。

 番組では、伊集院が日本ハムのキャンプ地である沖縄へ向かいインタビューを敢行。話題は自然と大谷が断念したWBCに移っていったが、伊集院は「本当に申し訳ないけど、日本ハムファンとしてWBC出場休んでくれてありがとうと。勇気いるじゃないですか。勇気出して、止まって頂いて感謝してる」とコメント。右足首負傷を押して出場し、更にケガが悪化するリスクを回避できたことを喜んだ。

 それを聞いた大谷は「やっぱり出たいという気持ちの方が強かった。多少痛くてもやれることはやれるので」と正直な気持ちを明かしたが「球団もトレーナーも止めてくれる方が周りにいたので。1人の判断なら出ていた。WBCに出られないのは申し訳ないが、(止めてくれる人がいて)有り難いと思った」と振り返った。

 また、日本ハム側だけではなく、日本代表の権藤博投手コーチからも言葉をかけられたという。「アメリカのキャンプから帰ってきた時に、権藤さんから『人間万事塞翁が馬だよ』と。今後の人生でこれが良い方に転ぶこともあるかもしれないと話してもらった」と明かした。誰よりも大谷の参加を望んでいた権藤コーチの言葉に「楽になりました」と感謝した。

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