西武とダイエー(現ソフトバンク)で通算2157安打、437本塁打を記録したソフトバンクの秋山幸二監督(51)が17日、野球殿堂入りを果たした。
秋山監督の父・辰芳さん(85)は、野球殿堂入りを熊本県氷川町の自宅で伝え聞いた。「とにかく『おめでとう』という言葉だけです。家内もずっとついて回って(球場などで)応援していたから、うれしいと思う」。自宅の一室には、タイトルの受賞トロフィーなど数え切れない記念品と、2011年8月に他界した妻ミスエさん(享年85)の遺影が飾られている。その横で辰芳さんは穏やかな笑みを浮かべた。