阪神・森下 子どもたちに夢を届ける 社会貢献「プロに入ってからずっとやりたいなと」
「巨人1-10阪神」(5日、東京ドーム)
阪神の森下翔太外野手(24)が4号ソロを含む4安打4打点の大暴れ。打率と安打数でリーグトップを走る3番に導かれた打線は今季最多の10得点を奪い、「5月5日」は2015年から10試合で1分けを挟んで9連勝となった。
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森下は今季からプロ野球選手会による「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の支援に参加している。自宅から遠く離れた病院で入院・通院する子どもを、その家族が大きな負担なく看病できるよう、病院近くに低料金で滞在できる同施設。森下は「一番分かりやすいかなと思って」と1ホームランにつき5万円を寄付することに決めた。
「プロに入ってからずっとやりたいなとは思っていました」と社会貢献への思いはずっとあった。「人に見られる職業だし、多少なりとも希望だったりも与えられる職業だと思うので、その中で行動の一つとしてできたらと思っていました」。プロ野球選手だからこそ、誰かのためになることをしたい。すっかりチームの主力となった3年目の若虎は、思いをしっかり行動に移した。
そして、この日も最高の一発で多くの子どもたちに夢を届けた。まだ24歳の森下だが、今後も社会貢献していきたい気持ちは強い。「今のところは思いついていないんですけど、また何かやりたいという思いはあります」。気持ちを込めたプレーで、これからも多くの人を笑顔にしていく。(デイリースポーツ・山村菜々子)
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