WBCチェコ代表 先発のサトリアは大会後に起業へ 前回大会で大谷翔平から3球三振 普段は電気技師の一面「今夜ラストダンス」ハジム監督が明言
「WBC東京プール presented by ディップ 侍ジャパン-チェコ代表」(10日、東京ドーム)
チェコ代表のハジム監督が試合前会見に臨み、先発するオンジェイ・サトリア投手がチェコで起業することを明かした。
普段は電気技師として働いているサトリア。前回大会で大谷を3球三振に仕留めて話題となったが、今大会で代表引退の意向を指揮官が明かしていた。「サトリアは新しい会社をはじめるところです。私は神経医ですし、消防士も工業デザイナーもいる」と会見で明かし、「サトリアは今夜、ラストダンスとなるでしょう。チェコ野球界にもたらして貢献度は大きい」と称賛した。
前回大会では大谷翔平選手から3球三振を奪い、試合後に交流。サトリアはサイングッズなどをプレゼントされたことを明かし「電気技師のために時間を割いてくれてありがとう」とつづっていた。大谷も前回大会のチェコ戦後に「一番は野球が好きなんだなと。レベルうんぬん関係なく、隙なんだってところが尊敬できるところ。野球に関係なく、スポーツ選手として試合を作っていくところにリスペクトを感じました」とマイアミへ移動する際にプレゼントされたチェコの帽子をかぶり、その思いを胸に世界一へ駆け上がった。
そしてこの日は首に欧州選手権で獲得した銅メダルをかけて登場した。「世界の方々にこのメダルを見てほしかった。観光をしに東京に来たのではない。ドイツ、スペインのプロと激しい戦いの末にメダルを取った。このメダルはプロフェッショナル同士の戦いをした証」と指揮官は胸を張り、「グラウンド上では大差が出てしまうが、未来に向けてプロフェッショナルに近づきたいというのが願望です」と力を込めていた。
チェコはここまで3戦全敗ですでにC組最下位が確定している。最終戦へ「若返りを楽しみにしている。スタメンにも若い選手が入るでしょう」と語った。
