阪神・森下 中大先輩DeNA牧から「3000万円もらいます」 3年目「億」目標 バット模索で飛躍へ

 すでに頭は野球モードだ。阪神・森下翔太外野手(23)が20日、優勝旅行から帰国翌日に鳴尾浜で始動。来季へ向けてバットの改良を検討中だと明かした。

 「今は細い分、自分の癖として末端(手先だけ)で操作してしまう。太くしたら(曲線のない)棒に近い形になって、体を使わないと振れなくなる」

 今季は中大4年時と同じ形状を使用していたが、進化を志し「ダメだったら戻すだけなので、チャレンジしてみようと」とシーズン終了後に決意。グリップ部分を太くし、全身を効率的に使ったスイングがかなえば、コンタクト率アップが見込めると意図を説明した。22日にはバット工場を訪問する予定で「削ってみて、いろいろ試したい」とぴったりの新相棒を模索する。

 夢のある刺激ももらった。この日、中大の先輩であるDeNA・牧が2億3000万円で更改。森下は「3000万円もらいます」と笑わせつつ「3年目で『億』に乗せるのは一つの目標」と活躍を誓った。2年目の来季、NEWバットを足がかりに牧先輩級の飛躍を狙う。(金額は推定)

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