バース氏が叙勲“虎史上最高の助っ人”また勲章
政府は2025年春の叙勲受章者を29日付で発表した。別枠の外国人叙勲は45カ国・地域の107人、うち女性は17人で、プロ野球・阪神で1985、86年に三冠王を獲得するなど活躍したランディ・バース氏(71)や映画「PERFECT DAYS」を手がけたヴィム・ヴェンダース監督(79)に旭日小綬章が贈られる。
バース氏は83年から88年途中まで阪神に在籍。1年目から35本塁打を放つなど活躍した。3年目の85年には打率・350、54本塁打、134打点で三冠王を獲得。球団初の日本一に貢献した。86年には打率・389で、日本プロ野球史上シーズン最高打率をマーク。47本塁打、109打点で2年連続の三冠王に輝き、“史上最高の助っ人”の異名を取った。
今回最高位の桐花大綬章は菅直人元首相(78)と大島理森元衆院議長(78)に授与。旭日小綬章に映画字幕翻訳者の戸田奈津子さん(88)、狂言大蔵流の茂山七五三(本名・茂山真吾)さん(77)らが選ばれた。
受章者は桐花大綬章2人、旭日章949人、瑞宝章3039人の計3990人。このうち女性は旭日中綬章の作家皆川博子さん(95)ら436人で、全体の10・9%だった。民間人は1888人で47・3%を占めた。
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