阪神・藤川監督が甲子園の虎党に感謝「流れに身を任せて作戦を立てた。ファンの方のそうしなさい、ということ」 采配ズバリ 一、五回は犠打から得点

 ナインを迎える藤川監督(撮影・田中太一)
 5回裏の攻撃を終え、同点適時打を放った渡辺(右)とタッチを交わす藤川監督(撮影・中田匡峻)
 8回、坂本の2点適時二塁打で生還した大山(右)を迎える藤川監督(撮影・中田匡峻)
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 「阪神6-2巨人」(26日、甲子園球場)

 阪神は八回に満塁のピンチをしのぎ、その裏に一挙4得点。接戦を制して今季最長6連勝とした。藤川監督は八回の一挙4得点について「球場の雰囲気が、タイガースファンの皆さんのまだまだ行くぞという雰囲気が選手たちに乗り移って、本当にタイガースらしい、甲子園球場らしいゲームができたな」と話した。

 初回と五回は犠打で得点圏に進めて得点。五回の代打・渡辺の同点タイムリーを含めて采配がズバリと的中した形になった。指揮官は「スタンドからそうしなさいみたいな感じで。ちょっと感じるような展開で流れに身を任せて作戦を立てたということですから。ファンの方のそうしなさい、ということじゃないですかね」と虎党の後押しに感謝した。

 開幕から巨人戦5戦5勝は1948年以来、77年ぶり。藤川監督は「ファンの皆さんがそうしなさいと、スタンドから問いかけてるようなゲーム展開で。選手たちもホントに、今現状ですけどね、踊ってくれてるなというところですから。まあ、何かが一つ掛け違えれば反対にいくのがこの世界ですから。皆さんもぜひ目を離さないように見ていただきたいなと思います」と歴史的勝利にも気を引き締めた。

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