阪神・岩崎 8戦連続Sで自己最長更新 セ界単独トップ34S目 27日シーズンラスト聖地も締める
「阪神タイガース2-0東京ヤクルトスワローズ」(26日、甲子園球場)
お立ち台ではおなじみの“岩崎節”を披露した。「セーブ挙げることができてよかったです」。いつも変わらない。だからこそ積み上げられてきた数字だ。阪神・岩崎がリーグ単独トップの34セーブ目を挙げ、タイトルにまた一歩近づいた。
2点リードの九回。1死から代打・浜田には中前打を浴びたが、山田を右飛で2死一塁に。4番・村上を迎える前にマウンドに駆け寄ってきた坂本と言葉を交わしたが「大した話はしてないですね」。一ゴロに仕留め、試合を締めくくった。これで自己最長更新となる登板8試合連続セーブを記録。9月は8試合8セーブ、防御率1・23とタイトル奪取へ勢いは増すばかりだ。
2019年9月26日。4年前のこの日はくしくも亡き同期・横田慎太郎さんの引退試合だった。意識はしていなかったというが、「でもよかったですね、そういう節目に勝利ができて」と優しくはにかんだ。
ヤクルト・田口との一騎打ちから一歩リードし、セーブ王をつかみかけている。それでも「自分じゃどうしようもないので何とも言えないですけど、きょうみたいに出番が来たらしっかりと全うできるように」とあくまで冷静だ。いつもと変わらず仕事を果たすだけ。その姿勢で勲章をつかみにいく。
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