阪神・近本 新人から5年連続20盗塁 「120%セーフでなければスタート切らない」→吉田&赤星に次ぐ3人目
「広島東洋カープ7-6阪神タイガース」(15日、マツダスタジアム)
迷うことなくスタートを切った。初回先頭の阪神・近本光司外野手(28)は大瀬良から中前打で出塁すると、中野の5球目に難なく二塁を陥れた。新人から5年連続20盗塁。球団では吉田義男、赤星憲広に続く3人目。今季14盗塁で2位の並木に6差をつけてリーグトップを独走するが、敗戦もあって「そうなんですか」と話すにとどめた。
盗塁に関しては打撃ほど突き詰めているわけではない。「あまりいい話はできないんですよ」と苦笑いで頭を下げる。盗塁数にもこだわりはなく「チームが必要な時に(盗塁を)決められればいい」というのが持論だ。「120%セーフでなければスタートは切らない」と話す通り、この日も着実に塁を進み先制のホームを踏んだ。
三回にも1死から右前打を放って複数安打を達成。ただ、2点を追う九回無死一、二塁の絶好機で二ゴロ併殺打に倒れた。唇をかみしめながら「また明日頑張ります」と顔を上げて気持ちを切り替えた。
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