阪神・岡田監督 佐藤輝の復調確信 「右の打球が多なったもんな」その理由は

 帰阪する岡田監督
 阪神・佐藤輝
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 阪神・岡田彰布監督(65)が1日、東京駅で取材に応じ、佐藤輝の復調を確信した。開幕から打撃不振に陥っていた主砲は4月26日・巨人戦(甲子園)で待望の今季1号を放つと、同29日・ヤクルト戦(神宮)は1試合2発の大暴れ。指揮官は結果だけでなく、打撃内容に目を細める。

 「右の打球が多なったもんな、ライトにいく打球がな。それはポイントがようなってるからよ。今までは刺されたな、反対方向のファウルとかあんなんばっかりやんか」

 指揮官が指摘するように、これまでは内角高めの速球に手を出してしまい、凡退する打席が目立っていた。ここ最近はグッと我慢。ファウルでも引っ張れる打球が増えてきた。

 「見逃せるようになったというかな。あそこ(内角高め)はボールしかけえへんねんから、そういうことやんか。あそこにきた時点でボールやねんから」

 復調のきっかけは将の金言だ。雨天中止となった25日に「三遊間の方よりもライト線にファウルを打て」と助言。効果はてきめんだった。5月攻勢へ、佐藤輝の爆発は欠かせない。若き大砲のバットが火を噴けば、チームは乗っていける。

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