阪神・小野寺 今季初昇格で「僕も一気にブレーク」 村上の活躍に刺激“2軍の帝王”脱却へ
阪神・小野寺暖外野手(25)が2日・中日戦(甲子園)から今季初昇格することが1日、分かった。東京駅で取材に応じた岡田監督が「板山と替えるよ」と明言。大卒4年目の背番号60にようやくチャンスが巡ってきた。
この日、小野寺は荷物整理などで鳴尾浜を訪れ、その後報道陣の取材に対応。「絶対にどこかでチャンスは来ると思っていた。気持ちだけは切らさず、ずっと自分にやれることだけを考えてやってきた。あとは1軍で結果を残すだけ」と話す口調は熱を帯びていた。
昨季まで2軍で無双状態だった村上同様に“2軍の帝王”脱却を目指す。ウエスタンで2年連続最優秀防御率&最高勝率を達成した後輩が、現在1軍ローテに定着。25イニング連続無失点と快投を続けている。小野寺も21年に同リーグで首位打者を獲得しているだけに自分も続きたい。
「先に(村上が1軍で)殻を破ったという感がありますけど、1軍で活躍している姿を見て、自分も負けていられない気持ちです」
今季、ウエスタンでは打率・319、1本塁打、11打点と存在感を示してきた。「僕も一気にブレークできるように頑張ります」。持ち味の打撃でアピールし、「小野寺」の名を全国区にする。
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