阪神・島本 トミー・ジョン手術から2年ぶり支配下復帰 背番号46「自分の番号に」
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阪神は20日、育成選手の島本浩也投手(29)と支配下選手契約を結んだと発表した。2年ぶりの支配下復帰に「うれしい気持ちでいっぱいです」と喜びをかみしめた。背番号は120から46に変更となり「秋山さんが背負っていた番号だったので、自分も活躍して自分の番号にしたい」と意気込んだ。
島本は20年11月に左肘トミー・ジョン手術を受け、今年5月29日のウエスタン・中日戦(甲子園)で705日ぶりに実戦復帰した。ファームでは5試合の登板で防御率0・00の成績を残し、連投もクリアしていた。
リハビリ期間は「状態も上がらず、苦しかったんですけど、トレーナさんやいろんな人に支えられてここまで来られた」と感謝。「これからしっかり恩返ししたい」と続けた。
自身のアピールポイントは「強い真っすぐと投げっぷりですね」とキッパリ。19年には救援でチーム最多63試合に登板した実績がある。「早く上(1軍)に上がって自分も戦力になって、優勝できるように頑張りたい」と完全復活を誓った。