阪神・才木が2軍戦で4安打完封勝利 今季最速152キロマークし“圧投” 支配下復帰3戦目で進化

 先発し力投する才木(撮影・石井剣太郎)
 先発し力投する才木(撮影・石井剣太郎)
 試合に勝利し、タッチをかわす才木(35)ら(撮影・石井剣太郎)
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 「ウエスタン、阪神3-0広島」(26日、鳴尾浜球場)

 阪神・才木浩人投手(23)が、今季最速となる152キロをマークしながら4安打で公式戦完封勝利を飾った。8奪三振で圧巻の投球を披露。20年11月に受けた右肘トミー・ジョン手術から1軍復活を目指す右腕が、支配下登録後3試合目で進化を見せた。

 強力なエンジンは最後まで緩まなかった。初回から今季最速となる152キロを5球計測しながら、三者凡退。その後も出力は落ちることなく、150キロオーバーの直球を次々と投げ込んだ。5回までで5奪三振ながら球数わずか56球。ストライクゾーン内で果敢に勝負を挑み、力で押し切った。

 五回以降のスタミナが課題となっていたが、右肘トミー・ジョン手術後最長となる七回に突入しても149キロをマーク。八回2死二塁では150キロ直球で羽月を中飛に打ち取り、最後まで三塁を踏ませなかった。

 9回を投げきり、球数球104で無四球。つけいる隙を与えない“圧投”で、猛アピールに成功した。

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