阪神・矢野燿大監督「いい課題が見つかった」新庄ビッグボス率いる日本ハムに完敗 投手陣が6失点

 8回、選手交代を告げる矢野監督(撮影・高石航平)
 1回、及川は日本ハム・今川に適時打を許す(撮影・山口登)
 1回、王柏融に先制の押し出し四球を与えた及川(撮影・高石航平)
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 「練習試合、阪神2-6日本ハム」(8日、宜野座村野球場)

 新庄剛志ビッグボス率いる日本ハムとの今年初の対外試合を黒星で終えた阪神。今季限りでの退任を発表している矢野燿大監督(53)は「日本ハムのプレーの中から学ぶというか、こういうことをうちもやっていきたいなというのもあったので、いい練習試合になりました」と振り返った。

 試合は先発・及川が初回にいきなり3失点を喫するも、直後に4番・佐藤輝が左前適時打。三回には大山の左越えソロ本塁打で1点差に迫ったが、投手陣が踏ん張りきれず、突き放された。

 4番を争う2人が打撃で魅せた。矢野監督は「藤井(康)コーチにも来ていただいて、いろんなことに取り組んでチャレンジしているというところで結果としてね」と話した。一方、投手陣は5人で計6失点。「ピッチャーがもうちょっといい球という風に期待していたんだけど、逆にいい課題が見つかった」と前を向いた。

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