阪神・ロハス、藤井康コーチに弟子入り「理にかなっていて、自分にもいいこと」

 「阪神春季キャンプ」(2日、宜野座)

 期待の大砲に大変身の予感だ。阪神のメル・ロハス・ジュニア外野手(31)が、藤井康1、2軍巡回打撃コーチから4スタンス理論に基づく打撃指導を受けた。ランチ特打で46スイング中、6本の柵越えを放った直後、身ぶり手ぶり交えた名伯楽の助言に耳を傾けた。

 「昨日、藤井コーチからアドバイスをもらって相談させてもらったんだ。彼の言っていることはすごく理にかなっていて、自分にもいいことだったよ」

 昨年はコロナ禍の入国制限でシーズン途中に来日。60試合で打率・217、8本塁打、21打点に終わったが、今年はキャンプから参加。「ここに来て準備することは大きな意味がある」と2年目の大爆発に自信を見せる。

 藤井康コーチも助っ人の変わり身に太鼓判だ。オリックス時代、日本通算123本塁打のラロッカを指導し、「マジシャン!」と驚かれたという。「基本的に外国人には軸という概念がない。困った時に話ができればいいかな」と今後も親身になって相談に乗るつもりだ。

 両打ちで、左右ともイチロー氏と同じA1タイプのロハスは「彼のアドバイスを取り入れてやっていくよ」とやる気満々。目標の「打率3割、30本塁打」へ、南国の地で打撃改良に取り組んでいく。

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