阪神・坂本 矢野監督の退任表明にびっくりも「最後優勝して、花道を」
今季から主将を務める阪神・坂本誠志郎捕手(28)が31日、今季限りでの退任を明言した矢野監督に日本一をプレゼントすることを誓った。突然の報告に驚きつつも、これまで学んできた“挑戦する心”で最高の花道を用意する。
球春が幕を開ける直前、指揮官の口から予期せぬ言葉が飛び出した。「びっくりですね。このタイミングで言うんだというタイミングでもありましたし」。ただ、面食らいつつも決意がにじむ。「最後優勝して、日本一になって花道を飾ってという思いは強くなりました」と恩返しを誓った。
同じ捕手として矢野監督を尊敬する部分も多い。「監督がいつもおっしゃってるのは、やってみて気付くことが大事だと」。常に挑戦する心を持ち、出た結果に対してどういうアプローチをしていくか。“矢野野球”の集大成を結果で示していく覚悟だ。
「3年間Aクラスと言われても、監督はずっと優勝を目指していたと思う。みんなで優勝監督というのをプレゼントしたい」と坂本。17年ぶりの歓喜を分かち合い、笑顔で送り出す。
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