阪神・西勇 集合練習に充実「久しぶりに第一歩が踏み出せた」
阪神・西勇輝投手(29)が23日、甲子園で行われた「集合練習」終了後にオンライン取材に対応。久々に投手、野手が一挙に集まって練習が行われ、調整を終えた右腕の表情にも充実感がにじむ。
「すごくよかったですね。やっぱり久しぶりに会えたし全員で。自主トレの期間と違って、いい緊張感もありました」
矢野監督からは集合練習前にミーティングがあり、選手たちに声がかけられた。西勇は「自粛期間いろいろあったんですけど、それを乗り越えて頑張って行こうという感じがありました。久しぶりに第一歩が踏み出せた。この一歩をケガにつながらないように、しっかり気を張ってケアしながら開幕に向けて順調に進めれば」と気を引き締め直した。
新型コロナウイルスの新規感染者数が日に日に減少している。大阪府や兵庫県の医療機関に総数約4万枚医療用のマスクを贈った西勇も率直な思いを口にしていた。
「終息することに対しては、本当に素晴らしいことだと思いますし、第二波が来るとかいろいろ言われていますけど、そこに向けて気を引き締めて引き続きいけばいいんじゃないかと思います」。
今後も「これからも寄付というのはいろんな形で続けていければ」と積極的に社会貢献活動を行っていく意向も示していた。