阪神 逆転CSへ押せ押せの展開 六回に高山、梅野の適時打で4-0

6回、梅野が中前に適時打を放つ(投手・三ツ間、捕手・加藤)
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 「阪神-中日」(29日、甲子園球場)

 阪神は六回、高山俊外野手の2点適時打、梅野隆太郎捕手の適時打で追加点をもぎ取った。

 この回、1死から福留が四球で出塁すると、大山が右中間への二塁打でつないだ。1死二、三塁。続く糸原は四球を選んで満塁に好機を拡大した。

 チャンスで打席に立った高山。2番手・福が投じたカウント2-2からの4球目、133キロカットボールに反応した。食らいついた打球は二遊間を破り、中前へ。その間に二走・大山も一気に生還し、2点を加点した。

 勢いは止まらない。1死一、二塁で木浪が右前打を放ち、再び満塁。梅野は3番手・三ツ間の初球、123キロスライダーを捉えた。中前へ運ぶ適時打となり、貴重な追加点を奪った。

 CS進出をつかむには、この試合を含めて残り2戦2勝しかない。勝利を呼び込むために猛虎打線が一丸となり、攻め立てた。

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