先発の望月が四回途中無失点で降板 走者背負い登板の能見が抑える
「阪神-DeNA」(22日、甲子園球場)
先発した阪神・望月惇志投手(22)が3回2/3を投げ、3安打無失点で降板した。
初回、先頭の乙坂を内角低め144キロ直球で見逃し三振に斬る。続く梶谷には四球を許したもののソトを二ゴロ、ロペスを遊ゴロに打ちとり、上々の立ち上がりを見せた。
二回、三回は安打で出塁を許しながらも、直球にスライダーやフォークなどの変化球を織り交ぜて、投球を展開し、ホームベースを踏ませることはなかった。
四回もマウンドへ上がった望月。宮崎を遊ゴロ、戸柱を二ゴロに打ちとる。ただ、続く大和に右前打を浴び、出塁を許し、矢野監督が動いた。
ここまで71球を投げていた右腕に代え、経験豊富な能見にスイッチ。CS争いに向け、執念の継投策に踏んだ。左腕は見事、起用に応え柴田を右飛に打ちとり、この回も無失点で切り抜けた。
望月は「大事に行き過ぎてカウントを悪くしてしまい、球数が多くなってしまいました。こういった大切な試合で長いイニングを任せてもらえるように、もっとレベルアップをしなければならないと痛感しました」とコメントした。
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