上本 278日ぶり実戦復帰 浜中コーチが紅白戦出場明言

 新井貴浩氏(奥の左から2人目)が見守る中、飯田(手前)から鋭い打球を放つ上本=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
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 「阪神春季キャンプ」(6日、宜野座)

 左膝前十字靱帯(じんたい)の再建術からの完全復活を目指す阪神・上本博紀内野手(32)が、7日の紅白戦で実戦復帰することが明らかになった。この日の練習後、浜中打撃コーチが明言した。負傷離脱した昨年5月5日の中日戦(甲子園)以来、278日ぶりとなる実戦に臨む。

 この日のフリー打撃では、術後初めて投手の生きたボールを打った。左腕・飯田が投じたボールをコンパクトなスイングで的確に打ち返した。全11スイングで安打性の打球は6本。「久しぶりだったので、(ボールが)速く感じました。慣れていかないといけない」と投手とのタイミングなど、実戦感覚を取り戻すのが課題だ。

 フリー打撃後には2日連続で個別メニューの特打に参加した。大山や江越ら若手選手と一緒に約2時間、強い日差しが照りつける中、広角に打球を打ち分けた。

 二塁のレギュラー争いはし烈。上本が目指すポジションには、昨季チーム唯一の全試合出場を果たした糸原や、打撃の評価が高い板山らがいる。

 開幕セカンドをかけた“第1戦”を前に「結果を出すしかないので、とにかく食らいついていくしかない」と上本。がむしゃらな姿勢で、万全の状態に戻ったことを見せつける。

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