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矢野監督に川藤OB会長痛快ゲキ!育成訴え巨人にチクリ「相変わらずああいう補強」

 阪神OB総会に出席し、談笑する矢野監督(左)と川藤OB会会長(撮影・田中太一)
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 阪神タイガースのOB会総会・懇親会が1日、大阪市内のホテルで行われた。懇親会の冒頭では、川藤幸三OB会長(69)が、巨人の展開する巨大補強にチクリと「嫌み」を言った上で、壇上から揚塩球団社長を名指しし、チームとして我慢強く育成路線を進めることを求めた。矢野燿大監督(49)は、OBからのバックアップの重要性を説き、アドバイスも大歓迎の姿勢で、OBも喜ばせるチーム作りを目指す。

 壇上から、痛快な川藤節が響き渡る。まずは「ここで一つ注文があります」と切り出すと、揚塩社長に向かって「社長、あせらんでください」と一言。そこから、東のライバル球団に向けて、チクリと「嫌み」を放ってみせた。

 「よそ様の訳の分からん球団が、まあ、相も変わらずああいう補強もしておりますが、今こそ逆にどっしりと腰を据えて、本当の将来のタイガースの礎を、矢野監督の下でしっかりと作ってもらえればとOB会は思っております」

 巨人は巨人。ただ、阪神には阪神のやり方がある。今季は最下位に終わったものの、3年間にわたって金本前監督が進めた育成路線を、変更する必要はない。矢野監督率いる新体制になっても、補強に走ることなく自前の選手の育成に励んでもらいたい。懇親会が終わっても、OB会長の言葉が止まらなかった。

 「選手育成には3年かかるからしっかり考えないと。最下位になったからやりたい放題できるはずや、フロントも。FAをあてにするようなチームにならないように。あくまでもプラスアルファ」

 OB会としての、そういった育成路線の支持は、矢野監督にとってもありがたいこと。「おれらだけ強くしようと思っても、みんなでとOBの方々も思ってくれた方がよりいい方向にいくと思うから。アドバイスやバックアップなどはお願いしたいなと」。同じ方向を向いて戦えるのは心強く、選手へのアドバイスも大歓迎だ。

 「昨日、今日できたチームじゃないというおれらのプライドというか、歴史と伝統みたいなものを背負っていかないといけないところもあるし、それは感じながらOBの人に喜んでもらえるようにというのはプラスアルファではあるけど、やっていきたいよね」

 ファンを喜ばせるのはもちろんのこと、OBにも喜んでもらえるチームであれば、なおさらいい。「『思いきってやれよ』というアドバイスをしていただくことが多かったですけど」。監督として初めて出席したOB会。力強いバックアップを受け、球団一丸となって戦っていく。

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