ドラ2・小幡の名を世にシラスめる シラスパワー充てん!11日実戦デビュー

しらす丼を堪能する(左から)小幡、川原(右から)湯浅、片山(撮影・坂部計介)
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 「阪神春季2軍キャンプ」(4日、安芸)

 阪神のドラフト2位・小幡竜平内野手(18)=延岡学園=が、練習試合・四国銀行戦(11日・安芸)で実戦デビューすることが明らかになった。平田2軍監督はスタメンか途中出場は未定としつつも、小幡の起用を明言した。

 高校通算24本のアーチをかけた小幡を、平田2軍監督は「腕をたたんだような打ち方をする。良いスイングするよ」と評価。「ミスしてもええ」と、試合では結果にとらわれることなくプレーに集中するよう求めた。

 キャンプ前から能力の高さが光る。昨年12月の体力測定で30メートル走3秒98、1月の新人合同自主トレで3000メートル走10分51秒と驚足ぶりを発揮。実戦では脚力に加え打撃、守備力も注目される。

 プロになって初めての実戦を控え緊張感を漂わせる小幡だが「いつでも出られる準備はしている。結果を求めすぎず、思い切ってやりたい」と全力プレーを誓った。

 休日のこの日は、同期入団の川原、湯浅、片山と共に安芸水産で「ちりめん加工場見学・試食」に参加。しらす丼を豪快に食べきり「新鮮でした。すごくパワーをもらった」と若々しい笑みを浮かべた。蓄えた“しらす”パワーを糧に、試合では小幡の名を一気に知らす(し)める。

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