才木、重量アップで白星アップや トレーナーと二人三脚で球速アップへ

 阪神の才木浩人投手(20)が9日、大阪府豊中市内の「AOYAMA TRAINING LAB」で自主トレを公開した。師事する青山武士トレーナーとの二人三脚で順調に成長を遂げている若虎。今オフのテーマは重量アップ。シーズン後の83キロからすでに4キロ増えており、目標の89キロへ向け、さらなる鍛錬を積む。

 伸び代は十分だ。4年連続で体を見続けてくれているトレーナーとの二人三脚。才木が体も投球もパワーアップさせる。「これまでの成功体験が詰まっています」。毎年訪れる“吉兆”塾。充実感に大粒の汗が流れた。

 青山トレーナーとの出会ったのは高2の時。「AOYAMA TRAINING LAB」に通い始めてから劇的な違いがあったという。球のキレや打者の反応…球速にも変化が見えた。当時140キロしか出なかったが、ぐんぐんとアップ。プロに入るとさらに成長を続け、今では153キロが出るまでになった。

 2人で歩んだ軌跡は、昨年一気に上昇気流に乗った。1軍で6勝。ローテの一角を担うまでになった。さらなる向上へ、才木が求めたのは変化。「何か変えないと、去年より上にいけないと思っているので」。青山トレーナーも後押しした。

 「年齢と共に、体も変化している。これまでは繊細さを生かすことに重点を置いて、20歳を境に筋量を増やしながらやっていこうということですね」

 今オフのテーマは「体を大きくする」こと。体重も83キロから87キロまで増えた。目標まであと2キロ。「ボールを投げてみて、変化があるのが楽しみです」。10日からは鳴尾浜に戻り、徐々に成果を測る“試投”も行っていく予定。パワーアップボディーで2019年の幕が開けた。

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