能見、4回2失点でCSへ手応え フェニックス・リーグで調整登板

 「フェニックス・リーグ、巨人-阪神」(9日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎)

 阪神の能見篤史投手(38)が、4回を投げて4安打2失点(自責0)、無四球で降板した。

 初回、先頭の重信に初球を狙われ、左前打で出塁を許した。だが、続く吉川尚を外のフォークで空振り三振に斬ると、続く石川も同球で空振り三振に。4番・岡本は内角球で左飛に抑えた。

 だが、二、三回と3者凡退に抑えると、四回だ。先頭の吉川尚に一、二塁間を破られると、続く石川の打球を遊撃・北條が捕球ミス。失策で一、二塁とすると、岡本に右翼フェンス直撃の適時打を浴びて1点を失った。さらに山本も左前適時打を献上。2点目のホームを許した。

 なおも無死一、二塁が続いたが、宇佐見を落ちる球で二ゴロ併殺に斬ると、和田も同球で空振り三振に。自責0でピンチを脱した。4回を無四球、53球で降板。「間隔としてはあくよりもね、打者相手に投げていた方がね」と手応えを口にした。

 今後は14日から始まるCSファーストS・DeNA戦(甲子園)に登板する予定。逆転日本一に向けて、ベテラン左腕がチームの命運を握る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス