虎全野手9日からフェニックスL参加 14年日本S進出再現へ実戦感覚磨く

 CSファーストS(14日~、甲子園)の本拠地開催を決めた阪神が、みやざきフェニックス・リーグへの遠征を計画していることが2日、明らかになった。福留、糸井、鳥谷らベテランをはじめ全野手が帯同予定で、DeNA、広島との短期決戦を前に牙を研ぐ予定だ。

 金本監督は「行くよ。野手も全員で」と明かした。有力視されるのは9日からの3試合で、すべて宮崎市内近郊で行われるゲーム。指揮についても金本監督が自らさい配を振るうことになり、本番前の最終調整には格好の舞台となる。

 2位でCSを勝ち抜き、日本シリーズへ進出した14年もファーストSの前にフェニックス・リーグで最終調整を行った。焦点となるのは野手の実戦感覚。6日の今季最終戦から1週間以上、試合が空くことになるため、生きたボールに目を慣らす機会が必要だ。

 指揮官も現役時代の経験を踏まえた上で「不安やったで。岡田監督の時は3週間空いたけど。実戦で守ってないし、シート打撃を2回やっただけ」と明かした。試合がないことで気持ちが緩む可能性もはらんでいる。

 投手については1軍野手の帰阪後も、必要に応じて宮崎に残り調整登板を重ねていく予定。しっかりと実戦感覚を養った上で、まずはDeNAを甲子園で迎え撃つ。

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