阪神8度目の完封負け Deと同率2位、首位広島との差は10に 岩貞一発に泣く

 9回、先頭の上本が空振り三振に倒れベンチで顔をしかめる阪神・金本監督
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 「阪神0-1DeNA」(25日、甲子園球場)

 1ゲーム差で迎えた3位・DeNAとの3連戦。阪神はカード初戦で競り負け、これでシーズン通算46勝40敗。順位は変わらなかったが、同率(・535)の2位に並ばれた。首位の広島との差も10ゲームに広がった。

 試合は、序盤から息詰まる投手戦だった。阪神の先発・岩貞、DeNAの先発・今永ともに、三回まで無安打投球。四回にそれぞれ初安打を許したが、以降も得点は生まれなかった。だが、0-0の均衡が崩れたのは七回。DeNAの攻撃だった。

 この回、先頭で筒香を迎えた。その初球、141キロの直球が高めに浮いた。フルスイングされた打球は、大きな弧を描いて右翼スタンドへ。浜風をものともせず、そのまま中段まで到達した。それでも岩貞は8回を3安打1失点、9奪三振と気迫の投球。前回18日の広島戦では、3回を7安打6失点で6敗目(4勝)。2軍再調整も検討された中、崖っぷちのマウンドで結果を残した。

 一方、攻撃は対今永用としてオーダーを変更。西岡、上本の1、2番を入れ替えると、3番には今季初めて大山を起用した。大山は四回、チーム初安打となる中前打を放ったが、打線は今永のチェンジアップに苦しめられた。得点圏に走者が進んだのは五回だけ。三塁すら踏むことができず、今季8度目の完封負けを喫した。

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