ボクシング藤本、日本人初の王座 東洋太平洋ヘビー級

 ボクシングの東洋太平洋ヘビー級王座決定戦12回戦が14日、東京・後楽園ホールで行われ、同級1位で日本王者の藤本京太郎(30)=角海老宝石=が同級2位のウィリー・ナッシオ(オーストラリア)に3-0で判定勝ちし、日本人初の同級王座を獲得した。

 30歳の藤本は2回に右を合わせてダウンを奪い、フットワークをうまく使って有効打を重ねた。

 格闘技のK-1で元王者の藤本は2011年12月にデビュー。12年の東洋太平洋ヘビー級王座決定戦で敗れたが、13年に日本ヘビー級で56年ぶりの新王者となった。戦績は17戦16勝(8KO)1敗。

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