まるでサッカー?ダニエルにアウェーの洗礼 デルポトロに熱烈サポーター

 「リオ五輪・テニス男子シングルス・3回戦」(11日、五輪テニスセンター)

 世界ランク117位のダニエル太郎(23)が同141位で、初戦で世界1位のノバク・ジョコビッチを破ったフアンマルティン・デルポトロ(27)=アルゼンチン=と対戦した。タイブレークの末、7-6で第1セットを先取したが、第2セット以降を1-6、2-6で落として、逆転負けを喫した。会場は、テニスとは思えないようなサッカー式の“サポーター”が大声でデルポトロを応援する異様な盛り上がりを見せていた。

 デルポトロの応援団は文字通りサッカーのサポーターと呼ぶ方がしっくりくるような集団で、アルゼンチンのサッカー代表のユニホームを着込んだ人も多く見られた。「アレ、アレ」「バモ、バモ」といったかけ声がプレー直前まで響き、ダニエルにとっては完全アウェー状態だった。

 デルポトロは声援にノリノリ。勝利の後はラケットを振り回して声援に応えるシーンもあった。

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