女子王者・小関 具志堅氏超えV14

花束を手に笑顔を見せる小関桃=東京・足立区総合スポーツセンター(撮影・園田高夫)
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 「デイリー後援・WBC女子世界アトム級タイトルマッチ」(2日、足立区総合スポーツセンター)

 王者・小関桃(32)=青木=が、挑戦者のデニス・キャッスル(42)=英国=を8回TKOで下し、14度目の防衛に成功した。

 小関は元WBAライトフライ級王者・具志堅用高氏の持つ13戦連続防衛を抜き、男女を通じて日本ジム所属の選手による世界王座連続防衛記録を更新した。

 小関は序盤からボディーを中心に攻めるコンビネーションでポイントを奪った。挑戦者も前進してパンチを繰り出し、7回には小関が首をつかまれ投げられるシーンもあったが、冷静に対処した。

 そして8回29秒、連打で完全にダウン寸前まで追い込んだところでレフェリーストップがかかった。

 V14の新記録を樹立し、小関は「もう具志堅さんに並んだとか超えたとかは言われないと思う。次からは自分のボクシングをつくり上げることをモチベーションに頑張りたい」と、さらなるレベルアップを誓った。

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