イチロー、4球連続ボールにブーイング

試合前に打撃練習を行うイチロー(撮影・小林信行)
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 「マーリンズ9-6ロッキーズ」(18日、マイアミ)

 マーリンズのイチロー外野手(42)はロッキーズ戦の七回に代打で出場して四球。守備には就かず、打率は・354。メジャー通算安打数は2980本のまま。

 前日に続き、2試合連続で先発を外れたイチローは、3点リードの七回先頭で登場。中継ぎ右腕、ミラーに対し、ストレートの四球で一塁へ歩いた。

 納得いかないのはイチローのヒットを期待した地元ファンだ。相手投手がボールを重ねるごとにブーイング。さらに出塁したイチローに2回連続でけん制球が投じられると、再びブーイングが起こった。

 ハリス三塁コーチの指示に戸惑ったのは走塁の場面。次打者ディートリックが放った右中間を破る打球に快足を飛ばし、三塁を陥れた。ところが、ベース手前でスピードを落としかけた瞬間にコーチが突然のGOサイン。イチローはギアを入れ直し、急発進する格好で本塁を目指したが、敵軍守備陣の中継プレーに阻まれ、三、本間で憤死した。

 試合は、元中日のマーリンズ先発、チェンが序盤に3点の援護を受けながら三回に乱れて7安打6失点でKO降板。しかし、その後、打線が奮起して再逆転に成功した。

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