俳優の陣内孝則（５７）が１６日、共演経験があり１４日に亡くなった女優・白川由美さんについて語った。「ショックです。元気な白川さんしか知らない」と沈痛な面持ちで語った。

　陣内と白川さんは、８７年のテレビドラマ「結婚物語」や、０９年の日本テレビ系「２４時間テレビ」内で放送されたドラマ「にぃにのことを忘れないで」で共演している。

　撮影時を振り返り、「ＡＤさんが、きっかけを間違えると明るくお尻を蹴飛ばす女優さんでした」と人柄をしのんだ。「素敵な女優さんでした。カッコいい女優さんで尊敬してました」と神妙だった。

　この日は出演した映画「超高速！参勤交代リターンズ」の完成報告会見に出席。「超高速！参勤交代」の続編ということで、「（配給の）松竹さんは『寅さん』も『釣りバカ』もないんで、できればこれがシリーズ化になって、生臭い話ではありますが、生活が安定すればいいなと」と冗談めかして主張。映画の舞台の一つに湯長谷藩（現福島県いわき市）があることにちなんで、「将来は湯長谷ではなく、湯河原に別荘を持ちたいなと思っております」と辞任が決まった舛添要一都知事の時事ネタを絡めて作品をＰＲしていた。