【函館記念】ヴァンドーム弾丸リハ!

 「函館記念・G3」(15日、函館)

 北の大地で躍動した。12日、雨のなか、函館競馬場で追い切りが行われ、ネオヴァンドームが芝で鋭い動きを披露。目下の好調ぶりをアピールした。18ポイントでサマージョッキーズシリーズ首位の浜中に導かれ、2個目の重賞タイトルを手にする。

 降りしきる雨を切り裂いた。ネオヴァンドームは函館芝へ。追い切りに駆けつけた浜中を背に、1完歩ごとに四肢の回転数を上げていく。直線は手前を変え、道悪の馬場をモノともせずに弾丸のように鋭い伸びを披露。手綱を動かすことなく、楽に5F69秒5‐39秒6‐12秒2を計時した。

 「いい動きでした。落ち着いていますしね。3、4コーナーを回るときに少しフワフワしたので肩ムチを入れたんですが、すぐに反応してくれました。無理はさせてないですし、いい感じできています」。手綱から伝わる感触の良さに、鞍上の口も自然と滑らかだ。

 背中からは好調のサインも感じ取れた。「いいときと悪いときが分かりやすい馬。追い切りで内にもたれて走ったりするときは良くないとき。そういうのもなかったから」と力強くうなずく。

 現在、サマージョッキーズシリーズでトップに立つ。優勝すれば、自身初のワールドスーパージョッキーズシリーズの出場権も得られるが「(関西)リーディング2位以内、その路線はなかなか難しいですし、こっちで頑張ります」と気負うことなく前を見据える。全国リーディング3位と乗りに乗る23歳が、パートナーに2度目の重賞Vを贈り、シリーズでも独走態勢を築き上げる。

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