【クイーンS】ネモシン、今度こそ!

 「クイーンS・G3」(29日、札幌)

 昨年の2着馬コスモネモシンは25日、新コンビを組む柴田大が厩舎からまたがって登場。「気難しい面があるようなので」と鞍上は用心して最終リハに臨んだが、終わってみれば「走り出したら素直。すごくいいバネをしている」と目を輝かせた。

 単走で札幌のダートの外ラチいっぱいを快走。緑のメンコをリズミカルに揺らしながら、しまい重点に6F85秒1‐38秒6‐12秒5を計時した。「先週にビッシリやっているので調整程度に。ホントの馬なりでしたが、時計的にも十分」と鞍上。見守った清水英師も「予定通り。順調」と納得顔だった。

 福島牝馬S2着以来、3カ月半ぶりの復帰戦。放牧先では体が緩んでいたが「前運動をしっかりとやって絞ってきた。あばらが浮き出てきて、締まりが出てきた」と指揮官。追い切り後の計量では480キロ(前走時は462キロ)。まだ若干余裕が感じられるが、一応の態勢は整っている。

 堅実派で崩れないが、10年1月のフェアリーSを最後に、勝ち星から遠ざかっている。久々の美酒に酔いたい。「悔しい思いをしたからね。頑張りたい」。昨年のリベンジが秋への勢いとなる。

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