広島がサヨナラ勝ち 2番手以降の投手が無失点リレーで延長戦を制す 安仁屋宗八氏「粘りと執念の勝利」
「広島4-3巨人」(4日、マツダスタジアム)
延長十二回、広島がファビアンのソロ本塁打でサヨナラ勝ちを収めた。七回にもファビアンの左前打で1点差に詰め寄り、八回は小園の内野安打で追いついた。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は「投手陣の粘りが野手陣の執念を引き出した」と語り、チーム一丸の勝利を強調した。
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ファビアンの集中力は素晴らしかった。七回は二死満塁から代わったばかりの船迫の初球をたたいたものだ。サヨナラホームランもマルティネスの初球だった。
7月に入って調子が上がりホームランを量産していたが、8月に入っても好調が続いているね。外国人は夏場に強いものだが、やっと期待に応えられるようになってきましたよ。
この試合は投手陣と野手陣がひとつになって勝った。新井監督がよく言葉にする“チーム一丸”野球だ。
初回に失った3点は重かったと思う。だが、栗林を継いだ菊地ハルンや黒原、益田、森浦、高、辻、遠藤のリリーフ投手全員がいい投球内容を見せた。それが二回以降の無失点リレーとなり、終盤の同点、延長戦へとつながっていった。
八回は先頭の秋山が右中間へ三塁打を放った。二塁で止まらず三塁まで到達したのは大きかったと思うね。
先発した栗林は立ち上がりから制球が乱れていた。どうも手探り状態という感じだった。
浦田に対しては初球から3球連続ボール球で、結局粘られた末の四球。泉口も歩かしてダルベックに3ラン。直球が不安定だったからか、2球続けたカーブを見透かされたように仕留められた。一番悪い点の失い方だった。
中9日での登板。空きすぎているのが少し心配だったが、嫌な予感が当たってしまった。
投手にとって立ち上がりというのは難しいものだ。選手によって打席に立つ位置が違うから、感覚としてのストライクゾーンを毎回、確かめないといけない。投手寄りに立つ打者もいれば、捕手側に立つ打者もいる。
ホームベースに近づいたり離れたり。こういう見た目の“感覚”が試合間隔が延びるとずれることがある。
だが、その後は調子を取り戻していった。このあたりはさすがだった。五回で降板したが、後続投手がいい流れを引き継いだ形になったね。
