阪神・村上 悔しすぎる6回1失点 天敵・宮崎に先制打許す 今季初の週頭先発で手応え1敗「ゾーンで勝負できた」

 「DeNA1-0阪神」(4日、横浜スタジアム)

 阪神が今季6度目の零封負けを喫し、連勝が4で止まった。先発の村上頌樹投手(28)が好投しながらも“天敵”に泣いた。四回2死三塁からDeNA・宮崎に先制打を許し、この1点が決勝点となった。6回8奪三振ながら報われず6敗目。チームもDeNAとの対戦成績が五分となった。1球の悔しさ-今日猛虎打線が必ず晴らす。

 1球に泣いた。大歓声の中、マウンド上の村上は白球の行方を見つめながら唇をかんだ。

 「先制点を取られたのが、決勝点になりましたし、悔いの残る1点になったと思います」

 天敵に打たれた。0-0で迎えた四回、2死三塁のピンチで、宮崎に低めの変化球をうまくさばかれた。打球は左前への適時打。結果的にこの1点が勝負を決することになった。「もっと低くいければよかったなと思います」。右腕は悔しさを押し殺しながら、言葉を絞り出した。

 宮崎に対しては、二回にも左中間への二塁打を打たれていた。元々相性も悪く、一塁も空いていただけに、悔やまれる結果になった。藤川監督は「そういうこと(敬遠)もあるかもしれないですね。でもそうは思わない」と責めることはなかった。これで通算対戦成績は・382。今後の対戦でもキーマンになってきそうだ。

 直前にも判断の難しい場面があった。無死二塁で筒香の放った一塁線へのボテボテのゴロを、見送らずに捕球しタッチ。走者を三塁に進める形になった。それでも「ノーアウトなんで、アウトを一つ取る方が優先だった。終盤だったら(判断が)変わったかもしれないけど、序盤だったので、選択は間違いなかったと思います」と後悔はなかった。

 右腕は今季初めて、週の頭に先発。6回4安打8奪三振1失点と役割は果たした。「四球はなかったので、(ストライク)ゾーンの中で勝負できたというのはある。来週もできるようにしていきたい」と手応えを口にした。指揮官も「いいボールを投げてくれてました。次に向けていいペースになったかなと思います」と次回に期待した。

 決して打ち込まれているわけではないが、これでDeNA戦は通算17試合で3勝7敗。セ・リーグで唯一負け越している球団になる。チームとしても今季は7勝7敗と貯金が作れておらず、連覇へ向けて鍵になる難敵だ。1球の重みをかみしめながら、バスに乗り込んだ村上。歓喜の瞬間まで、幾度と壁を乗り越えていく。

 ◆村上、ハマスタ全9試合QSも… 村上はこの日でプロ通算DeNA戦17試合目で3勝7敗1ホールド、防御率2.51となり対戦セ・リーグ球団唯一の負け越し。さらに横浜での登板はプロ通算9試合目で、この日を含めて全試合でクオリティースタート(QS・6回以上かつ3自責点以下)。同球場の通算勝敗成績は3勝2敗、防御率2・39となった。

野球スコア速報

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス