ドジャース、異例の捕手総入れ替え 正式発表 前日に“駆け込みトレード”で獲得したロートベットとフェデューシアがベンチ入り 前日再昇格のロビンソンは戦力外扱い スミスとラッシングは負傷離脱中
大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の3投手が所属するドジャースが4日(日本時間5日)、トレード期限だった前日に補強したベン・ロートベット捕手とハンター・フェデューシア捕手をベンチ26人枠に入れたと発表した。代わってエリエセル・アルフォンゾ捕手を3Aへ降格し、前日に再昇格させたばかりのチャッキー・ロビンソン捕手をDFAにしてメジャー40人枠から外した。
チームは正捕手のウィル・スミスが首痛のため、長期離脱中で、スミスに代わって先発マスクをかぶっていたダルトン・ラッシング捕手が右肘炎症のため、前日3日に10日間の負傷者リスト入り。アルフォンゾとロビンソンはメジャー経験が浅いため、“駆け込みトレード”で昨季まで所属したロートベットとフェデューシアを再獲得。異例のシーズン途中の捕手総入れを敢行した。
ロートベットは昨年7月末のトレード期限にレイズからフェデューシアとの交換でドジャースへ移籍し、3Aに配属。スミスが右手のけがで負傷者リスト入りしたため、9月にメジャーに緊急昇格を果たした。巧みなインサイドワークで投手陣をサポートし、守備の要としてシーズン終盤のチームを支えた。
出場は18試合(先発15試合)にとどまったが、山本と3試合、大谷とは2試合でバッテリーを組み、それぞれの防御率は0・86、0・00と好投を引き出すなど、好リード。打者としてはポストシーズンでもワイルドカード・シリーズと地区シリーズで計4試合に先発出場し、打率・429(7打数3安打)を残すなど、球団初の連覇に貢献した。
同捕手は昨季終了後にドジャースと1年165万ドル(約2億6000万円)で合意したが、11月にレッズへトレード移籍。レッズを2月に戦力外扱いになり、再び、ドジャースに復帰したが、5日後にDFAとなり、メッツへ移籍した。
メッツでは3Aに配属され、48試合で打率・235、6本塁打、26打点と結果を残せず、メジャーに昇格する機会はなかったが、ドジャースは昨季の働きを高く評価し、再獲得に動いた。
もう一人の捕手、フェデューシアは昨年7月末にロートベットとの交換でレイズへトレードされた。今季は59試合で先発出場し、打率・234、2本塁打、12打点、OPS・646の成績を残した。“新天地”ではロートベットのバックアップ捕手としての役割を担うとみられる。
チームは前日のカブス戦で完敗を喫し、今季ワーストタイの4連敗。この日の試合にはロートベットが先発マスクをかぶり、2日にタイガースとのトレードで獲得したサイ・ヤング賞2回の左腕、タリク・スクバル投手が先発のマウンドに立つ。新コンビで連敗を阻止したいところだ。
