広島・栗林 フォーム修正奏功5回無失点5奪三振 三森、筒香連続三振で乗った 新井監督「2人ともいいものを見せてくれた」
「オープン戦、DeNA0-4広島」(12日、横浜スタジアム)
“ラストチャンス”で意地を見せた。広島・栗林良吏投手がスコアボードに五つの「0」を刻み、マウンドを降りる。ライバルたちに後れを取っていた開幕ローテ争い。5回5安打無失点、5奪三振の力投を振り返り、「一人一人という気持ちだった。まずは結果が出てよかった」と本音を漏らした。
初回に1番・三森、2番・筒香から連続三振を奪って勢いに乗った。「あれは今まで自分が先発した中ではなかったいい入りだった」。この回を三者凡退で立ち上がると、二回も走者を出しながら3人で料理。四、五回は得点圏に走者を置きながらホームは踏ませず、先発転向後、最長イニングを投げ抜いた。
4日の教育リーグ・中日戦(由宇)は4回7安打3失点と打ち込まれ、覚悟を決めた。開幕が約2週間後に迫る中、クイック主体のフォームから、中継ぎ時のように左足を高く上げる形へ変更。「今の自分に必要なフォームに変えた。自分の中では大きな修正」と、不退転の賭けが見事に功を奏した。
新井監督は4回無失点の好投だった岡本とともに、「2人ともいいものを見せてくれた」と高評価。開幕ローテに前進かとの問いには、「そうですね」とひとまず合格点を与えた。
アピールに成功しても、気の緩みは一切ない。「継続しないと意味がない」と栗林。次回登板で信頼を確固たるものにし、開幕ローテ入りに当確ランプをともす。





