広島・大瀬良 復活0封!手術後最長3回52球3者連続三振「自信にしていきたい」 最速149キロ「球速は出ていた」

3回を無失点に抑えた大瀬良(撮影・北村雅宏) 
6回、伊藤裕を空振り三振に仕留めた大瀬良(撮影・北村雅宏)
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 「オープン戦、楽天1-0広島」(1日、倉敷マスカットスタジアム)

 小さく拳を握った。八回2死。広島・大瀬良大地投手が黒川を空振り三振に斬る。「3者連続三振は、自分の柄には合わないですけど。でも、三振を取れたのは自信にしていきたい」。マッカスカー、伊藤裕、黒川をピシャリ。最高の形で任務を終えた。

 倉敷で、直球の復活を印象づけた。3番手で登板し、七回1死一、二塁。中島へ投じた6球目は、この日最速となる149キロを計測した。

 「出力の感じや、体の動きよりは良かった。球速は、出ていたんじゃないかなっていう手応えはあります」

 キャンプから、筋力トレでは重量を増やした。スピードが出ていたときの投球映像を見返し「どこが違うのかな」。自分と向き合い、34歳の今の体で最も球速が出るフォームを模索した。地道な毎日が、花を咲かせようとしている。

 「真っすぐが投手の基本。変化球待ちをされていると、ああいう反応にはならない」。3者連続三振の場面も、決め球とした変化球の前に、直球を投げイメージを植え付けていた。理想像の投球に近づいてきた。

 右肘手術後最長となる3回を投げ、3安打4奪三振無失点。球数は、今年の実戦登板で最も多い52球を数えた。「ここまでの出力で、投げられたのは多分、今年初めて。もちろん張りとかは出てくるのでしょうけど、体全体に。それはもう慣らしていくものですから」。心地よい疲労感を感じながら、視線を上げた。

 今年の開幕ローテ争いは、横一戦。奪い取るものだ。「やっぱりローテーションで回っていきたいなっていう思いは、これまでと変わらず強く持っている。負けられない」。投手最年長は、取り戻した直球のように、力強く、前へ進む。

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