侍ジャパン ベネズエラ先発は205億円左腕 大谷は昨年ナ地区Sで3打数ノーヒット 相手打撃コーチ警戒「4打席連続四球だな」

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表「侍ジャパン」は11日(日本時間12日)、米マイアミで大谷翔平選手(31)ら一部選手が初練習を行った。14日(同15日)の準々決勝でベネズエラと対戦することが決定。相手先発には「205億円左腕」R・スアレスが立ちはだかる。舞台となるローンデポ・パークでは前回大会で世界一に輝き、2024年には史上初の「50-50(50本塁打、50盗塁)」を達成した。大谷にとって思い出の地で、新たな伝説を刻む。

 胸が高鳴る。決戦の地、米国に上陸した侍ジャパンの次なる相手が決定した。この日行われた1次リーグD組の無敗対決で敗れ、同組2位が確定したベネズエラだ。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)ランキング5位の強豪国で、23年大会は1次リーグを全勝突破しながら、準々決勝で米国に惜敗した。今大会に懸ける思いは並々ならぬものがある。

 侍打線の前に立ちはだかるのは左腕のR・スアレス。平均球速145キロのツーシーム、チェンジアップ、カットボール、カーブを織り交ぜる技巧派だ。昨季は米大リーグ、フィリーズで12勝、防御率3・20の成績を残し、レッドソックスと4年1億3000万ドル(約205億円)の大型契約で合意している。

 MLBトップクラスの左腕に対し、大谷は昨年9月15日の初対戦で右翼線二塁打を放っているが、同10月のナ・リーグ地区シリーズでは3打数無安打に封じられた。通算6打席で2三振。決して相性が良いとは言えない相手だ。

 もちろん、プラス材料はある。戦いの舞台となるローンデポ・パークは伝説の地だ。24年9月19日のマーリンズ戦で3本塁打を含む6打数6安打10打点、2盗塁を記録。超人的パフォーマンスで史上初の「50-50(50本塁打、50盗塁)」を達成している。また、前回のWBCで世界一に立った場所でもある。

 「4打席連続四球だな。そうすれば、打たれることはないからね」。日本と対戦が決まったベネズエラの打撃コーチのミゲル・カブレラ氏は大谷に最大級の警戒心とリスペクトを示した。通算511本塁打、12年には三冠王にも輝いているレジェンドは「わくわくしている。日本と戦いたかった」と心待ちにした。

 この日の大谷は米国上陸11時間後、地元大学のグラウンドで他の野手9人とともに、フリーの時間を利用して自主練習を行った。気温27度に達したフロリダの“夏空”の下で12分間のキャッチボール。他の選手が行う打撃練習の球拾いをしながら鈴木らと談笑するなど、終始リラックスした表情だった。

 強敵ベネズエラとの決戦まであと3日。侍ジャパンが連覇に向けて最高の状態につくりあげていく。

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